@平成28年12月定例(忘年)ハイキング 記録

日 時  12月10日(土)  バス利用、日帰り   6:00 集合 6:10 出発

山 域  足利・大小山(314m)~大坊山(286m)、鹿島園温泉 参加者  合計 22名
今年の忘年ハイクは、足利・大小山~大坊山に決定! 恒例の山頂での鍋もここ2~3年無かったが、今年は昼 食時に少し汁物として鍋を用意した。 忘年ハイクという事もあり、参加者22名を乗せてバ スは6時に出発。いつもなら佐野 SA で休憩となるが、今 日は足利という事で羽生 SA で休憩して佐野藤岡 IC で下 りる。 今日はすこぶる天気が良くて丹沢から富士山、奥多摩から秩父、そして日光の山々 から筑波山まで見渡せる。山頂からの展望も期待出来そうだだ。  国道52号を足利に向かい富田駅から栗田美術館方面に入る。更に県道から登山 口のある阿夫利神社前に向かう。養老の石碑から左折すると道は狭くなるが、ほど なく鳳仙寺前の駐車場に着いた。神社はこのすぐ上にある。
今日は人数が多い為に2班に分かれて行動!準備体操後班毎に出発する。

登山口からほどなくして見晴コース入口となり、さらに男坂・女坂の分岐となる が、それぞれに好きなコースを選択して見晴台下で合流した。(2班は全員で男坂 を登ったが、かなり急登の石段と岩尾根で苦労したようだ。) 大小の文字看板がある天狗岩の岩場が見渡せる見晴台からは、スカイツリーや新宿 副都心等の関東平野が一望出来、さらに筑波山や富士山が眺められた。  見晴台から鉄梯子を登り稜線に出ると天狗岩の頭で、登るに従い見晴しはさらに 良くなる。天狗岩のピークからはすぐ先に大小山山頂(妙義山)が青空にそそり立 っている。天狗岩から少し下り、続く岩尾根を登ると大小山山頂に到着。 狭い山頂ながら展望は最高だ! さっそく班で記念撮影をして2班を待つ。ほど なく2班も到着して記念撮影。(初参加のK嬢がかなり苦しそうだが頑張って登っ て貰おう。)
大小山から越床峠への下りにかかるが、この間に3~4ヶ所のピークがあり、岩尾 根でさらに急な登下降が多く、かなり手強い! 痩せた岩尾根の乗越では皆には先 に先行して貰い、トラバースルートをロープを使いながら迂回して、ようやく越床 峠に着いた。 昼食はこの先にある「山頂番屋」という休憩場所の予 定で、峠から10分足らずの登りで皆の待つ「山頂番屋」 に到着した。さっそく鍋の準備にとりかかり、下ごしら えしてある為に手際良く肉鍋の出来上がり! あまり寒くはなかったが、やはり暖かな鍋は美味しく好 評であった。( お酒が無いのが少し寂しいが……。)
山の中腹に切り開かれた茶店「山頂番屋」は、地元の有志の方々で運営されてい るらしく、ストーブ等のある中での休憩料も無しで快く迎え入れてくれる。外も屋 根上のデッキにはテーブルとイス等があり、本当に団体でも休憩するのにはもって こいの場所だ。ついでに、この先の大坊山の情報を聞くと、見晴山の先から直接鹿 島園に下る登山道は閉鎖されあまり歩かれていない様子。予定を変更して大坊山か ら大山祇神社登山口に下る事にした。 お腹も満腹になった所で、予定の大坊山まで縦走する組と、ここから越床峠に戻 って足利田沼病院に下り、バスで鹿島園に向かう組とに希望を募り、SL 他4名が 下山する為に越床峠に戻った。 残った18名の参加者は山頂番屋に別れを告げ、小屋のすぐ上のピークを巻いて 尾根に出る。両側が切れ落ちた細い岩稜ではあるが、見晴しのいい快適な尾根歩き を楽しみやがてツツジ山の分岐に出る。 本来なら、ここにザックを置いて大坊山を往復し、この先の鞍部の分岐から鹿島 園に直接下ろうと思ったが、山頂番屋の管理人達に“落ち葉が深くてやめたほう が い い” と言 われ た通 り 、少 し遠 回り にな る が大 坊山 から 下る 事 にし た。
ツツジ山からすぐ右下に鹿島園を見ながら岩尾根を登ると、小広く芝生広場のあ る大坊山山頂に着いた。何でも昔は城跡で、また大山祇神社があったそうだが落雷 により焼失し、現在の位置に奥宮が祀られているようです。  大坊山山頂標識前で記念写真と撮り、南面の参道の石段を下りる。途中から明る い尾根となり15分位で大山祇神社に出た。 ここから鹿島園温泉までの近道を探すも見当たらず、仕方なく車道を下り住宅地を 抜けて遠回りをしながらも鹿島園温泉にたどり着いた。  鹿島園温泉は少し古びてはいるが、ゴルフ練習場やカラオケやダンスホール、他 宿泊施設もあり娯楽施設として地元では人気があるようだ。 地下の大風呂で入浴した後、2階にある石造り浴槽の展望露天風呂にも入浴してみ た。(ここはシャンプー等は無いが、飲み物持ち込み自由で大坊山を見ながら入浴 出来る。)入浴後、ビールを飲みながら大部屋で休憩して少しくつろぎ、鹿島園温 泉を後にした。  最後に、大小山~大坊山縦走は少し長い気もしたが、低山ながら変化のある露岩 の尾根歩きや、天気にも恵まれて関東平野から周辺の山々が終始眺めながら歩けた 事で楽しい忘年ハイキングとなりました。

 

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