5月定例ハイキング 報告 前日光・古峰ヶ原高原~横根山(1,373m) (記録)

日 時 5月21日(日) バス利用、日帰り (写真は後日追加)

5月中旬の天候も安定し暑く快晴が続いた中、運転手には申し訳ないが早朝の5時発とし、東北道鹿沼ICから足尾に抜ける15号で粕尾峠を経由して前日光牧場に入る予定だったが、最近では14号線で古峰神社から奥に延びる前日光足尾林道が広くて運転が楽との情報を得て、後者を選択して古峰神社をめざす。

古峰神社駐車場で身支度を整え、前日光足尾線の林道に入る。このあたりはもう山ツツジが満開で、新緑の中で映えていた。

バスは稜線上の古峰ヶ原峠に向けて高度をどんどんと上げて行く。先月の帯那山もそうであったが、会員の参加者が高齢化して今では稜線上までバスで登れる事でアプローチの短縮と体力消耗の軽減出来るとあって嬉しい。三枚石登山口のある古峰ヶ原峠に到着!目の前に広々とした古峰ヶ原湿原が綺麗だ。

峠の片隅には以前に泊まった事がある立派な古峰原ヒュッテの避難小屋もあり、前にトイレや水場もある。日光開山の道「禅頂行者道」深山巴の宿跡は少し下った先にある。

駐車場前の東屋横で準備体操をして、銀色の一の鳥居をくぐり三枚石に向かう。このコースはツツジが多い事で知られているが、残念だがヤシオツツジは咲き終えて、トウゴクミツバツツジや山ツツジはまだ蕾が多く、満開には一週間位かかりそうだ!

二の鳥居で少し休憩し、その昔天狗が集まって月夜に宴を開いたという伝説の残る天狗の庭を通り、1,378Pを過ぎてすぐに三枚石に到着。大きな岩が三段に積み重ねられた横に金剛山奥の院が祭られている。

三枚石からは新緑の気持ちのいい尾根歩きとなり、つつじ平を経て方塞山に到着。粕尾峠方面と横根山への分岐でベンチもあり、南の牧場側は広~く開けていて横根高原と足尾方面の山々や赤城山等の展望がいい。方塞山からは前日光牧場の牧柵沿いに前日光ハイランドロッジ近くまでの下りで、終始赤城や足尾方面の山々を眺めながら楽しく下る事が出来る。

これだけ広い牧場で今は放牧されていないのが不思議な位だが、展望がいい事から最近では冬期以外のシーズンには登山者や観光客が絶えないようでもある。

前日光ハイランドロッジ近くの車道合流点から、横根山への登りとなりほどなく見慣れた横根山山頂に着いた。木立の中に山頂標識と指導標、それに休憩舎があるが、周囲のツツジ類の花はまだ三分咲き位で残念だ。それでも少し開けた先にはピラダルに尖った皇海山や日光連山が大きく見渡せた。

昼食は横根山山頂の予定だったが、少し早かった事もあり下の井戸湿原に変更して、休憩舎で少し小腹を満たし記念撮影をしてから井戸湿原に下る。

井戸湿原荘跡の広場には休憩舎とベンチが数段に設置されていて、多くの登山者がここで思い思いに昼食休憩しているが、私達も空いたベンチに交替するかのように幾つか陣取り昼食とした。

昼食後は、ミニ尾瀬と言われる井戸湿原を右回りに一周。湿原の中には水芭蕉等の湿性植物も多くみられるが、シロヤシオとトウゴクミツバツツジが咲いているのが嬉しかった。

井戸湿原から象の鼻展望台に向かい、象の鼻展望台では日光男体山から白根山、それに続く足尾の山々と皇海山、そして赤城山から関東平野が見渡せ、富士山も見えるとあるがこの日は霞んで見えず!

展望を満喫して、トリムコースと呼ばれている車道を前日光ハイランドロッジまで歩き、暑い中歩き通しだった事から、さっそく皆さん牛乳やソフトクリーム、ビールで喉の渇きを潤した後に、入浴休憩して5月の定例ハイキングを終えました。

【コースタイム】

芝西公民館(5:10 ) ==佐野SA(5:55~6:15)==鹿沼IC(6:40) ==古峰神社(7:30~40)==古峰原高原(8:50)……天狗の庭(8:50)……1,378P……三枚石(9:00~10)……つつじ平……方塞山(9:30~40)…… 横根山(昼食:10:30~11:00 )……井戸湿原(11:15~12:00)……象の鼻(12:30~45) ……あずま屋……前日光ハイランドロッジ(13:20~14:40)  ==古峰神社(15:00 )==鹿沼道の駅(15:40~16:00)===鹿沼IC(16:25 )==佐野SA(16:50~17:10)==芝西公民館( 20:20 着)

 

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